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安川 茂; 新藤 隆一
JAERI 1154, 7 Pages, 1968/03
熱中性子炉でのプルトニウムの利用の仕方には次の5つが考えられる。直接代替利用,専焼炉利用,増殖炉利用,交換系(あるいは連用系)、プルトニウム-トリウム利用である。これらの利用方式のうち、主に直接代替利用の研究が日本で行なわれてきた。その場合、対象炉としては軽水炉(1),重水炉(2)(3)(4),黒鉛炉(5)が取上げられた。本論文では、圧力管型重水炉を取上げ、これまで日本原子力研究所で行なってきた重水炉への種々のプルトニウムの利用方式に関する研究について述べた。第2章では、WATCH-TOWERコードによって解析されたCANDU-PHW,CANDU-BLW,SGHW,EL-4ならびに日本原子力研究所で設計を試みたRef・15D,E格子のプルトニウム装荷下での燃焼特性を,上述の分類に従って考察した。第3章では、プルトニウム装荷格子とウラン装荷格子の出力分布,DNBR分布を相互に比較した。ここで解析のために使用されたコードはFLARE,BOLEROコードである。第4章では、プルトニウム自立サイクルでの燃料サイクル費を解析し、それをウラン装荷の場合と比較された。